おもかげ雛支援

東日本大震災支援(2011年3月11日)

東日本大震災で被災された方への支援方法はいろいろあったと思います。
それぞれの地域の特性を活かした支援のありかたを考えたとき、私共が住んでいる
人形の街・岩槻では、今回の災害で大切な方を亡くされた遺族の方の中で、

希望された方に「おもかげ雛」の1000体を直接お届けする企画を致しました。

岩槻の人形職人が遺族の方々から送られてきた写真をもとに、

生前の姿のおもかげがしのばれるように、一体一体心を込めて作り上げたその人形を被災地へ送り届けました。

発送を待つおもかげ雛

生前のご本人の写真と一緒に

ご本人そっくりに作られたおもかげ雛

岩槻駅前フリマでの募金活動

写真を参考に顔を描く

NHKの取材

埼玉新聞

東京新聞

産経新聞

ただいま～
やっと大好きな、大々大好きなあなたの所へ帰ってきました。
今まで言えなかった事など、たくさん私に話して下さいね。
これからの事だって、なんでも私に話しかけて下さい。
わたしはあなたの話を、いつもちゃんと聞いています。

悲しかったら私をそばに置いて、
我慢しないで、いっぱい泣いたっていいんだよ。
寂しかったら、私を抱いて一緒に寝てもいいんだよ。

楽しい時は、たくさんお話を聞かせてね。
きっと私の顔も笑顔になります。
あなたが悲しい顔の時は、私の顔も悲しい顔になります。
あなたが元気な時は、私も元気になれます。
元気な顔のあなたが大好きです。

わたしは、あなたの心の中で生きています。
わたしは、あなたの心といつも一緒です。

東日本大震災で犠牲になった佐藤愛梨ちゃん。亡くなった場所に偶然咲いたマーガレットに「あいりちゃん」と名付け商標登録。この奇跡的に咲いた花を活用して、大規模な災害・命に関わる防災への意識向上を目指しています。

ためぞうクラブでも「あいりちゃん：マーガレットの種」を分けていただきました。

岩槻で咲いた「あいりちゃん」

佐藤さんとおもかげ雛の記事

岩槻で開催の防災講座の様子