米作りの記録-2002

米作りの記録-2002

2002年 浮き床栽培法での米作り実験

最初の挑戦

この栽培記録は、休耕田の一部を借りてシートを張ってプール状にして雨水を貯め、発泡スチロール板で作った栽培床を水面に浮かべての実験栽培です。
水中には魚介類の養殖も考えてドジョウとフナを入れてみました。

初めての浮き床式の栽培実験は、木で枠組みをして底と廻りを発泡スチロールの板で箱状にして、スダレを使って上げ底にし、厚さ5cm程度に箱全体に土を入れ、木材でプール状に囲って防水シートを張り、水を入れた実験水田に浮かべて準備をしました。

近くの田んぼから稲の苗をもらってきて畳2枚分植えてみました。
普通の水田と違い根の部分までしか水面を上げていません。生育状況は隣の田んぼと遜色なく育ちました。

稲を育てて感じたことは「何と効率の良い作物だろう」と言うことです。一粒の種から芽が出て株を増やし何百倍、何千倍になるいっぱいの実を付ける事、麦と比較しても桁違いに違う様です。又野菜などと比べるとほんとに少ない肥料で育ちます。

こんな事からも米の文化のすばらしさに改めて驚き、日本の稲作農業の将来に何とか貢献できないかとの思いを深くしました。

刈り取りをして天日干しをしていましたが、途中雨があったりで暫くぶりで行ったら、ほぼ全部の稲モミが鳥に食べられてしまっていて収穫ができませんでした。周囲の田んぼは早くに刈り取りを済ませているので、鳥にとっては空から目立つ良い餌場だったんでしょう。そんなことで収穫量の計測はできませんでした。実際はホッとしているところもあります。というのはどうやって収穫した米を玄米にしようか悩んでいたからです。玄米を精米にするのはコイン式の精米所があるのですが、脱穀所は見たことがありません。

2003年
この年は、浮き床全体に培養土を入れると後の処理が大変なのでダンボールを使っての紙ポットを作り栽培実験をしてみたのですが、
紙ポットの容量が小さい事もあってか上手くいきませんでした。